合同事務所開設と外注

オフィス・デポ ジャパン




 京都へ出てきたら、わたしの知人も行政書士やった、というのはびっくりしました。
 それで、わたしに依頼される仕事の一部をM先生に外注することにしました。
 わりとこちらからつついたこともあって、何とか仕事をしてもらうことができました。
 わたしの口座に報酬が振り込まれてくるので、それを3:7の割合とし、7割をその知人のM先生に渡しました。
 M先生には行政書士の知人である中山先生がいます。彼も事務所探しに苦労しているようでした。
 それでわたしは、この3人、つまりわたしとM先生と中山先生の3人で合同事務所をつくろうと提案しました。
 早速3人で、烏丸御池付近の貸テナントを見に行きました。何軒か見て回った後、そのうちの1件を借りることにしました。
 烏丸三条から西へ入ったところで、少し古いビルの4階です。広さが57uで、十分な広さです。賃料もまあまあやったのと、車いすでも出入りできるので、わたしの必要にもかなっています。テナント料も3人で分割して払えば、事務所の維持、運営できるということです。その中を区切ったら、個人の執務スペースになります。応接は大きめのテーブルとイスを共用すればいいのです。
 テナントの賃貸契約は、わたしの持っていた会社(合資会社東海法令情報サービス)名義で行いました。
 ちょうど宇治で倒産した会社の什器備品を持っていけるようになりましたので、それらを譲り受けて、応接セットやらロッカーやらカウンターを持ち帰ることができました。
 こうやって安く事務所の什器備品を調達して、2003年の5月に合同事務所開業となりました。
 わたしは無理しないように週2,3日その事務所に出てくるだけとしました。合同事務所の経理や事務を少しと、顧客管理、依頼者向けFAニュースの作成と配信、ホームページの作成など、自分にできる簡単な仕事を少しするだけで、あとは中山先生やM先生に外注することとしました。つまり顧客はあくまでもわたしのもので、そこから出る仕事を外注という形で手伝ってもらうというスタイルです。
 中山先生は、許認可関係を中心に手堅い仕事をされる堅実な方で、今も大変お世話になっています。
 中山事務所ホームページへ
 M先生は、かなり賢い方で、パソコンに詳しく英語もできるので、入管関係の仕事は特にできるようですが、ずぼらなんが問題です。わたしの仕事を外注してもらっていたときに、うっかり期限が切れてしまって、その依頼者さんにえらい迷惑かけてしまったということがありました。
 何はともあれ、こういう助けになる行政書士に外注できて、わたしに頼まれる仕事もスムーズに行くようになり、わたしには3割の報酬が入る、それで事務所の運営も生活費も稼げるということで、やはり京都に出てきてよかったなあ、と思いました。
 休日や手のすいた時には、烏丸御池や四条烏丸あたり徘徊して、いろんな店を見てまわり、書店などへも寄って、大都市の雰囲気を十分に味わうことができたのも良かったと思います。
 行政書士1人が単独でできることには限りがあります。また1人で事務所を借りるにもリスクが大きいです。自宅を事務所にできるならいいのですが、それができないケースも多いです。それで、気のあった行政書士や他の士業の方と合同で事務所を開設することには、確かにメリットがあるといえます。FAXとコピー機、また応接セットなどの什器備品も共用できます。事務員も共用できるかもしれません。賃料もそれぞれほぼ平等に分担して、1人あたりの賃料も低く抑えることができます。都心に事務所を構えることもできます。それで信用を増すこともできるでしょう。
 そんなわけで、仕事を捨ててほぼ無一文で京都に出てきたつもりだったのに、違う展開になって、びっくりしました。
 病気の悪化により、ほとんどの実務を外注することになりましたが、わたしには1つ、そのときも続けていた仕事がありました。それが次のページで紹介するビジパです。

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行政書士他の資格を持つ人向け 2004-06-16
題名からすると、弁護士制度の問題点などについて書いてあるのかと思うが、種子島在住の行政書士・土地家屋調査士、社会保険労務士の資格を持つ著者が、日ごろの業務を通して役所に対して感じてきたこと、それに対して行動したことを書いたものである。
行政書士の立場を主にして書いているが、それでも行政書士の業務そのものより、法的には行政書士は出来ない登記分野の話題が多い。日本の法律資格にある業務独占規定が壁となっている非効率さや、一般の人が自ら役所で手続きがスムーズに出来ない現状を批判している。一般の申請者の立場にたってその通りだと思うところもあるが、士業の業務独占をやめるべきだという主張の中に今ひとつ説得力のある理由が足りないと思う。行政書士が弁護士の業務範囲に進出しようという方向性は、目標として話題には上がっていると思うし、法律が国民にとって身近であるべきというのはもっともだが、現状の行政書士の試験の難易度、その後の資質向上のための環境を考えると、まだそういえた状態とは言えないだろう。
ただ、鹿児島の種子島という地域で、法律家としての批判精神を持って、行政訴訟もなれないながら起こしていくところは読み物として非常に面白かったし、行政書士としての現状を垣間見ることが出来る面では読んで損はないと思った。


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法曹志願者は必読 2009-09-04
ロースクールを卒業した後に読んだのですが、現実が客観的に記述されている良書です。

司法試験の合否にかかわらず厳しい就職競争が待っており、これまでのような収入は全く保証されません。しかも、司法試験に合格しなければ、新卒ならば入れたかもしれない上場企業への道がほぼ閉ざされます。それでも法曹になりたいですか?と本書は問うています。

法曹を目指してロースクール進学を考えられている方は、1〜3章を読んで自らの信念を確認してみてください。
また、無事司法試験に合格された方は、5章以下に書かれている就職活動やキャリアビジョンについての記述が参考になると思います。





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努力と意欲とアイデア 2009-07-20
 食えない資格の代表のように言われ続けている
行政書士。開業しても成功する人より廃業する人のほうが
多いイメージがある。しかし本書を読んでアイデア次第では
面白い資格だなと思った。
 著者は試行錯誤の末、探偵学校にまで入学して
探偵術を学び、それを男女間のトラブルの案件に生かし、
「見まもり契約」という仕事を作り上げて業績を伸ばした。
つまり行政書士というのは既存の独占業務に加えて、
自分自身で独自のサービスを創造できるということだ。
何回ものトライ・アンド・エラーに耐えられ、
アイデア豊富な人には向いている資格かもしれない。




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 また、会計からリーガル面までカバーしているため女性や経営者はもちろん、新規事業を検討しているサラリーマンの方にも送りたくなる本。読み方としては、参照HPと合わせたり、類書と合わせて読むのがベター。


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