病気の悪化と規模縮小
わたしの職業人生を奪った病気のことです。
小さいときからアトピー性皮膚炎やら耳が悪かったりと、いろんな病気を抱えて病弱でした。
すぐに風邪を引くし、近眼で乱視やし、吃音もありました。
10歳のときに初めて喘息の発作がありました。
12歳ころから右手が使いにくくなりました、
高校生の頃には走ると足がよたよたで、つまずいたりこけたりもありました。これは後で分かったことですが、脊髄小脳変性症の一種、痙性対麻痺がはじまっていたです。
19歳、大学1年のとき喘息とアトピーが悪化。その後横断性脊髄炎になりました。これが後に多発性硬化症となりました。
当初は杖歩行でしたが、徐々に車椅子を使うようになり、車椅子も手動から電動へ、後ろの背もたれも首まであるものに変えました。のちに身体を起こして支えるため、腰を固定する器具の取り付けも行いました。
障害は1級、体幹機能障害です。
徐々に身体の障害が進み、疲労感も増加していきました。
しかし、障害年金は諸般の事情でなかなか頂けなかったのです。その一方で、自活すると同時に母にも多額のお金を渡さないといけない、ということで、障害の身でありながら行政書士を開業しました。
規模を拡大しないといけない、拡大したら経済的に楽になる。そう言い聞かせて、いろんな方法で業務の拡大の努力を続けました。
確かに業務の拡大はできたものの、病気は徐々に進みました。そのため、仕事を徐々に減らさざるを得ませんでした。
Y先生の事務所にいったんは業務譲渡したものの、多くの依頼者はわたしを頼って、仕事の依頼をしてきました。わたしのお客様、依頼者およそ120社のうち大半は、わたしのところに頼ってきたのです。それで、2002年ごろから業務の外注を始めました。
いろんなつてで、仕事のできる行政書士に下請けさせて、仕事をこなすことが多くなりました。
2003年に合同事務所を設立してからは、その事務所の先生、M先生と中山先生に仕事をしていただき、それなりの外注費を支払いました。報酬の配分はわたしが3、外注者が7という割合です。
ただ、M先生は有能にもかかわらずずぼらで、失敗もあったことから、中山先生に主に外注の仕事をしてもらうようになりました。
2004年末にはまったく声が出なくなりました。それで、電話の取次ぎも他の先生にしていただくようになりました。
2005年に入ると、身体の疲労がひどくなり、合同事務所へ出勤する日も減ってきました。それで、この2人の先生にいろんなことをしていただくことも増えました。わたしが行う分は徐々に減らしたのです。
一人で仕事を抱え込んでも、できる量には限りがあります。また業務が集中する先生がいる一方で、いつまでたっても閑古鳥が鳴く先生がいるのも事実です。さらに、行政書士開業者が増えたので、競争が激しくなってきました。それで、1つの事務所に事務員を4人も5人も抱える時代は、もう終わったと考えています。つまり、自分の能力を超えて業務が集中したら、それは他の先生、暇だが有能な先生に外注するのが賢い、といえます。事務員はよほどのことがない限りパート1人で結構やと思います。
それと、仕事を増やすのは意外と簡単で、依頼された仕事は丁寧にまじめに、依頼者の意向を踏まえながら堅実に行うことで、評判がよければどんどん紹介が来ます。DMやらネットやらを使って、依頼者集めもできます。一方、仕事を減らすのは至難の業です。それまでに獲得してきた顧客、依頼者は失いたくないが、仕事の負担もきつい。なのに報酬はほしいという、いろんな相反する要求を果たす必要があります。それに対する最適解が、仕事の外注ということです。
ただ、信用できる先生を選ぶ必要があります。仕事がまともにできる人が最低条件、自分のことばかり考えるのではなく、依頼者のために頑張れる人である必要です。それにわたしを差し置いて直接契約されては困ります。やはり資格があるから大丈夫、ではなく、人間性をよく見てみる必要があります。その点で不誠実な言動があったり、金銭とか仕事の内容がルーズやったら困るのです。できたら問題が生じる前に対処できるといいけれど、後で分かるという場合もあり、人を見抜くことはなかなか至難の業です。
それでも身体が悪くなったら、誰かに外注しないと、仕事はできないのです。その点で、前出のY先生は欲の皮が突っ張った人なので、有能であっても不適格。M先生は有能でもずぼらなので、問題あり。そんな人選の失敗をしながら、試行錯誤の末、堅実な仕事をされる中山先生に外注委託をすることにしたのです。
仕事を依頼されるような行政書士になろうとしたら、業務知識を貪欲に吸収することもさることながら、まずは人格が誠実でまめであることが必要だと思います。信用される人になる、ということです。細かく言えば、約束を必ず守る人になる、ということです。これが結構難しいんやけれどなあ。
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まず最初に読む本です。
この本を読んだ後に、ほかの類似の本を読むといい。
基本をわかりやすく丁寧に、ただし掘り下げないで書いてます。
この本一冊ですべてがOK、、、というわけにはいきませんが、
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そういう意味で、この本は貴重です。
P135の表の内容が一部間違えているのはご愛敬です。
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